Monday, August 16, 2010

日航破産の原因は旧経営陣の危機感の欠如

日航の破綻に関して「コンプライアンス調査委員会」というところの判断がでたようです。

これは、日航自身が設置した委員会ですね。

■ 旧経営陣の責任追及困難 日航「コンプライアンス調査委員会」

 日本航空が経営破綻(はたん)した原因などを調べている同社の「コンプライアンス調査委員会」(委員長・才口千晴元最高裁判事)が、刑事、民事の両面で歴代経営陣の法的責任を問うのは難しいと判断したことが16日、明らかになった。

 一方、経営判断のミスや危機意識の欠如が破綻につながったと分析したもよう。調査委は近く管財人に対し、大規模な企業改革の必要性を盛り込んだ報告書を提出する。

 調査委は今年3月に設置され、外部の有識者5人が日航の過去の取引や経営判断を調べてきた。
 
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100816-00000011-fsi-bus_all


調査結果に関しては、まあ妥当なものだと言って良いでしょう。

危機管理の欠如により問題を先送りし、抜本的な改革が出来なかったということのようです。

大企業の倒産としては、典型的なものだと思います。

問題は、延命した日航が本当に変われるのかという点でしょう。

企業の体質って簡単に変わらないから、無理なんじゃないかなあとも思いますけど。

どうなんでしょう。

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